砂原庸介(2015)『民主主義の条件』(東洋経済新報社)

日本政治や比較政治を研究する学者の間でよく知られているであろう名著。日本の政治のどこに問題があるかを、研究者ではない人にもわかりやすく説明しています。最近の政治学の研究蓄積(実証主義のもの)にもとづいており、とくに日本だけでなく世界各国のデータを用いて論じている点が秀逸で、著者の見識の広さを物語っています。選挙権を与えられたけどどうしようと思ってるあなたも、長年日本政治に不満を抱いているあなたも、民主党も安倍政権も好きではないけど何が問題かわかりにくいというあなたも、どうですか一度読んでみては?

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