12月 112012
 

できの悪い学生のセリフみたいだけど、オランダのバス会社のコメントです。

先日の日曜日、ライデン駅バスターミナルの電子案内板が全滅していて、どの乗り場にどのバスが来るのかわからない状態になっていた。10分くらい遅れてきたバスを見つけてようやく乗ろうとすると、ICチップカードの読み取り機が使えず、運転手さんの指示で無料で乗車した。他の人も同じように無料で乗っていた。

翌日は、行き先表示のないバスが街中を走り回っている。乗客はいちいち運転手に行き先を聞いてから乗車していた。

なにが起きていたのかと思って調べたら、国内バス路線のかなりの部分が、日曜日からARRIVAという国際企業の運営に変わったらしい(それまで、ライデンは主にConnexxionという会社が運営)。それにあわせてダイヤ改正もやったのだけど、運行管理のコンピュータ・システムとバスの手配がめちゃくちゃなまま運営開始日に突入してしまったらしい。そのため、ICチップカード読み取りソフトをバスの端末にインストールできず、行き先表示のプログラムもできないままだったと言うことです。

ダイヤも乱れっぱなしで、遅れだけでなく、新たにバスが来ることになっていたバス停にバスが来ない、行き先が変わるなど大混乱だったようです。大学の同僚も、一時間以上遅刻してきた。鉄道にも相当な遅れが出ていたみたい(鉄道も日曜日に全国でダイヤ改正)。

この件に関するニュースは:「Leiden buses, Fyra high-speed trains hit by problems

このニュースにあるARRIVA担当者の言い訳が上のタイトルです。「最初の週で、なにもかも始まったばかりだ。すぐにクリスマス休暇が始まるので、1月には絶好調になりますから期待してください。

(-_-)(-_-)(-_-) クリスマス休暇の前に何とかしろよ。。。

ちなみにバスターミナルの動画は→ライデンでバスがカオス(リンク先ページの下の方にあります)。

他の交通機関も結構めちゃくちゃで、日曜日にパリからロッテルダムまでの新幹線タリスを利用したら、パリ-ブリュッセルの別便が運休になったらしく、そっちの乗客がこっちの電車に流れ込んできて大混乱。私の予約した席には、フランス人の夫婦と学生が座り込んでいたので文句を言ったら、「ヴ パフレ フランセ~?」とか言って動きやしない。疲れていたし、フランス人相手に英語でけんかするのも面倒だったので、子供と一緒に彼らの前の床に座り込むことにした。そしたら、さすがに気の毒に思ったのか、30分ほどしてから、車掌さんが勝手に席に座っている学生のチケットを確認して、フランス語で「ここはこの人たちの予約席だし、子供がかわいそうだからどきなさい」みたいのことを言って、席を確保してくれた。そのあと、不愉快な思いをさせてごめんと言うことで、ジュースもプレゼントしてくれた。と言うわけで、車掌さんはいい人でした(たぶん、フランス人ではない)。

オランダでは、交通機関だけでなく、行政機関でも、どう考えても合理的とは思えないシステムが作られています。例えば、入管関係は、申請書の送り先、審査場所、在留カードの作成、在留カードの受け取りが、全部国内の別々の場所で行われていて、それぞれ他の手続のことには関知していないので、ワンストップで問い合わせできる場所がないとか。在留許可申請だけで、2ヶ月以上(たぶんもっと)かかるとか。

こんな国でも、法整備支援・ガバナンス支援の一環として、インドネシアの自治体に「効率的なガバナンス」の支援に行くそうです(笑)。今のインドネシア行政の惨状は、絶対にオランダのせいだと思うんだけど。