2023年8月7日 Kompas.id
インドネシア国家警察は、これまで二輪免許実技試験で課せられていた、8の字転回を、S字転回とすることを決定した。さらに、試験用ルートの幅も二輪車全長の1.5倍だったものを、2.5倍に拡大する。その他の試験科目は、距離20メートル幅2.5メートルの範囲内での制動、回転半径2メートルでのUターン、回避制動などが試験に含まれる。
インドネシアの二輪免許はCという類型で知られている(SIM C)。新しい試験内容は、8月4日から適用される。
試験内容を合理化することで、違法な料金徴収の可能性を減少されることが期待されている。ただし、安全保障戦略研究所で警察研究をおこなうBambang Rukmintoは、容易に免許を取得したいという市民と、私的な報酬を得たいという警察官の意図により不法料金徴収がおきているという。監視を強化するとともに、ブローカーcaloの存在も排除しなければならない。
別の専門家も、難しすぎる実技試験が、職員による不正な行為を引き起こしているとする。
他に指摘されている行為は、いくつかの地域で、あたかも義務であるかのように免許のラミネート加工が職員によって持ちかけられている。これらは職員の新たなビジネスとなっている。
さらに心理テストおよび健康テスト料金の標準化も必要である。現在のところ、これらのテストには、料金規定もなく、領収書も発行されていない。
https://www.kompas.id/baca/polhuk/2023/08/07/perubahan-uji-praktik-sim-c-diharapkan-kurangi-pungli