『フィリピンを知るための64章』(明石書店)

『フィリピンを知るための64章』(明石書店)が、昨年末に出版されました。

21世紀に入って変貌するフィリピンの「いま」を説明するために、フィリピンと深く関わってきた若手・中堅の研究者、ジャーナリスト、実践者たちが中心になって、執筆しました。

すばらしく豪華な執筆陣によって、フィリピンの魅力を広く・深く伝える好著になっていると自負しております。

2001年に出版された『現代フィリピンを知るための60章』も素晴らしい本でしたが、まったく新しい内容になっております。旧版を持っている方も、ぜひお買い求めください。新旧の違いからフィリピンの変化も感じていただけるかと思います。

フィリピンを知るための64章

規律と欲望のクリオン島 ── フィリピンにおけるアメリカの公衆衛生とハンセン病者

離島に隔離されたフィリピンのハンセン病者について書いた「規律と欲望のクリオン島」が、論集『人種神話を解体する2──科学と社会の知』の一章として先月出版されました。

隔離された人びとが、アメリカの植民地主義と人種主義に押し付けられた「正しい生き方」から、どうやって尊厳と自律性を取り戻そうとしたのかを、内在的に理解しようとした20世紀初頭の社会史です。脱走、賭博、強制労働と治療の拒否、恋人同士の密会、暴動など、彼らの生き様に敬意を抱き、それをできるだけ丁寧に描こうとしました。

自分にとっては、京都時代に、正気と狂気の狭間でうなされながら綴った文章のうちのひとつ。いろんな感情が過剰に込められてて、愛着あるけど、いびつな文章だと思う。それでも、「フィリピン民衆に対する熱い思いを感じさせる論考である」と言ってくれた編者の坂野さんの言葉が嬉しい。

アドバイスやインスピレーションをくれた多くの皆様、本当にどうもありがとうございます。また、ご批判やコメントを頂ければ嬉しいです。

国際シンポのお知らせ: LGBT Politics in Asia: Queering the State, Religion, and Family

We are going to hold the international conference on “LGBT Politics in Asia.” We very much appreciate your participation. アジアにおける性的マイノリティをめぐる政治に関する国際シンポジウムを開催いたします。皆様のご参加を心よりお待ちいたします。

Title
LGBT Politics in Asia: Queering the State, Religion, and Family
「アジアにおけるLGBTの政治──国家・宗教・家族の性言説と介入を解体する」

Purpose
States in Asia are increasingly preoccupied with sexual minorities today. With leading scholars and activists from various Asian countries, we will examine these preoccupations. The reactions from the states towards sexual minorities appear to be full of contradictions. On the one hand, sexual minorities are treated by a number of states as a real threat; they may be subject to surveillance and even violence, although sexual minorities have never possessed the kind of political power to subvert a state. On the other hand, states are at times boastful of the tolerance with which they treat sexual minorities. We approach such contradictions and incoherences especially by investigating the discourses on the state, religion, and family, which authorize sexual normativity. This symposium will thus seek to identify and analyze the “queerness” of these discourses.

本シンポジウムでは、なぜアジアの国家が、性的マイノリティに固執するのかを批判的に検討する。アジアの国家は、性的マイノリティが国家を転覆することなどないに もかかわらず、彼らの脅威を喧伝し、執拗に彼らの親密圏を監視し、暴力的に弾圧する一方で、時には彼らを受け入れてやっているのだと自慢したりもする。本シンポジウムでは、アジア各国におけるLGBT運動の第一線で活躍してきた研究者/活動家を招いて、インドネシア、マレーシア、フィリピン、 日本の事例を検討する。そのうえで、性の規範をめぐる道徳の境界線を構築しつつ、性的マイノリティを食いものにして自らの正統性を強化する国家・宗教・家族の支配的言説の「変態性」を暴露したい。

September 28 (Wednesday) 2016, 13:00-18:40
2016年9月28日(水) 13:00~18:40

Room 333, Inamori Foundation Memorial Hall, Kyoto University
<access page: http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/en/access-2/>
京都大学稲森記念会館333号室(大会議室)
<http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/access/>

Language: English
使用言語:英語(通訳なし)

Schedule

13:00
Explanation of the symposium

13:10-14:00    Indonesia
Dede Oetomo (NGO, Gaya Nusantara)
“Religion, Culture, Politics or All of the Above: Understanding the Position of Diverse Sexualities and Genders in Indonesia”
Profile: https://en.wikipedia.org/wiki/Dede_Oetomo

14:00-14:50   Malaysia
Shanon Shah (William Temple Foundation)
“We are Family: Gay Muslim Dilemmas in Malaysia”
Profile: https://en.wikipedia.org/wiki/Shanon_Shah

15:00-15:50    Philippines
Danton Remoto (Ateneo de Manila University,  Political Party Ang Ladlad)
“The Unholy Trinity of State, Religion and Family in Latin Asia Philippines”
Profile: https://en.wikipedia.org/wiki/Danton_Remoto

15:50-16:40    Japan
Akitomo Shingae 新ヶ江章友 (Osaka City University)
“Gay Men and HIV/AIDS in Japan: “Gay Communities”, the State, and Gay Identities”
Profile: http://researchmap.jp/read0133692/?lang=english

16:50-17:20   Comment
Yayo Okano 岡野八代 (Doshishya University, Japan)
Profile: http://global-studies.doshisha.ac.jp/en/teacher/teacher/okano.html

17:20-18:40 Q&A and Discussion

Moderators
Tsukasa Iga 伊賀司 (Kyoto University)
Masaaki Okamoto 岡本正明 (Kyoto University)
Wataru Kusaka 日下渉 (Nagoya University)

主催
科学研究費 基盤B「東南アジアにおけるLGBTの比較政治研究」(代表:日下渉、名古屋大学大学院国際開発研究科)
京都大学東南アジア研究所共同利用共同施設研究「東南アジアにおけるセクシュアリティの比較政治研究―民主化とグローバル化時代の性的マイノリティ」(代表:伊賀司、京都大学東南アジア研究所)

Organized by
JSPS granted project “Comparative LGBT Politics in Southeast Asia” (project leader: Wataru Kusaka, Nagoya University )
International Program of Collaborative Research in CSEAS, Kyoto University “Comparative Sexuality Politics in Southeast Asia” (project leader, Tsukasa Iga)

参加届と懇親会
シンポジウム後には別会場でゲストを囲んだ簡単な懇親会も予定しています。 お手数ですが会場の準備等のために、シンポ後の懇親会も含めご出席いただける方は事前に、日下渉(kusaka [at] gsid.nagoya-u.ac.jp)あるいは伊賀司(igatsukasa [at] gmail.com)までご連絡いただければ幸いです。

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「外国につながる子どものことばとこころ──生きぬく力をはぐくむ 学校・家庭・地域の役割」

日本で暮らす外国につながる子どもを支える取り組みに関する講座が、7月25日に京都で開催されます。フィリピンにルーツをもつ子供たちの支援活動に取り組んできた内田晴子さんのコーディネートのもと、長年の経験をもつお二人の講師が、ご自身の豊富な経験にもとづいて、具体的な対策についてご講演してくださる予定です。とりわけ、ご家庭、学校、職場、近所などで、外国につながる子どもたちと関わる機会の多い方には、貴重な機会です。

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(京都市地域・多文化交流ネットワークサロン 第2回ボランティア講座)

外国につながる子どものことばとこころ
~生きぬく力をはぐくむ 学校・家庭・地域の役割~

7月25日(土)午後2時~4時
京都市地域・多文化交流ネットワークサロン(希望の家)
(JR京都駅 八条口から徒歩約10分)
http://k-tabunka.com/access.html

「子どもは日本語を覚えるのが早い」「日本生まれだから、日本語はまったく問題ない」
「お家の中でも日本語で会話してくださいね」
本当にそうでしょうか。まわりの大人たちが気をつけるべきことは何でしょうか。
具体例を交えながら、わかりやすく教えていただきます。
言語教育と精神科の貴重なコラボレーションです。ぜひお越しください。

【プログラム】
「母語と日本語 ~心と考える力を育て、なりたい自分になるために~」
京都市立春日丘中学校日本語教室 中山美紀子(なかやま みきこ)先生

「心を見わたせる心を育てる ~メンタライズMentalizeのお話~」
いわくら病院精神科医 崔烔仁(ちぇ ひょんいん)先生

(以上転送・転載歓迎)

石松紀子 (2015) 『イギリスにみる美術の現在 ── 抵抗から開かれたモダニズムへ』 花書院

大学院の仲間がまたひとり本を出版しました。最近、出版ラッシュですごく嬉しいかぎりです。

タイトルには出ていないのですが、イギリスにおける「ブラック・アート」に関する本です。周縁化を余儀なくされた人びとが、その状況を打開すべく展開してきたアート活動。こんな閉塞感のある時代だからこそ、なおさら大事な想像力が詰まっているように感じます。私はイギリスのパンクとジャマイカのレゲエが融合した音楽が好きなので、そういう関心からもとても楽しめました。

それにしても、フィリピンのスラムだったり、沖縄のハンセン病療養所だったり、アイルランドの壁画だったり、イギリスの「ブラック・アート」だったり、ト ピックはバラバラなのですが、九大比較社会文化出身者の本は、どれも共通して六本松のアナーキーな雰囲気が濃密に漂っている。

お金もなかったし未来も見えなかったけど、本読んで酒吞んで街を徘徊して議論してケンカして、そんな自由な時間だけはひたすらあった。逆に言えば、それしかなかった六本松は、今や存在を許されないようなガラパゴス的な恵まれた研究環境だったのだと思います。

 
イギリスにみる美術の現在 抵抗から開かれたモダニズムへ

 石松紀子 (2015) 『イギリスにみる美術の現在 ── 抵抗から開かれたモダニズムへ』 花書院

序章
1 帝国主義と美術
2 イギリスの非欧米系美術
第1章 「ブラック」の社会的背景
1 イギリスにおける移民
2 結束する「ブラック」
3 「ブラック・アート」の契機−Blkアート・グループ
4 「ブラック・アート」の展覧会−1980年代初期から中期まで
第2章 非欧米系美術にみるコンフリクト
1 「2つの世界から」展(1986年)
2 「エッセンシャル・ブラック・アート」展(1988年)
3 「ブラック・アート」に関する意見の相違
4 非欧米系美術にみるコンフリクト−2つの展覧会より
第3章 別の物語としてのモダニズム
1 「別の物語」展(1989年)
2 欧米における非欧米圏の美術受容−「20世紀美術におけるプリミティヴィズム」展(1984年)と「大地の魔術師」展(1989年)
3 「別の物語」展の出品作品
4 別の物語としての「モダニズム」
第4章 非欧米系美術に対する文化政策
1 イギリスが無視する芸術
2 大ロンドン市の文化政策(1981−86年)
3 英国アーツ・カウンシルの文化政策(1986−89年)
4 「エスニック・アート」から「文化的多様性」へ
5 inIVA(国際美術機関)と「文化的多様性」の展開
第5章 「主流的」な美術傾向
1 1980年代イギリスの「主流的」な美術傾向
2 1980年代の国際的な美術傾向−「ステイト・オブ・アート」展(1987年)
3 1990年代の「イギリス美術」
4 現代美術のナショナル・ブランド化
第6章 文化的差異の表象
1 ブラック・アートにみる「表象の重荷」
2 多文化社会における非欧米系美術
3 イギリス美術と文化的多様性に関わる美術
4 文化的差異の表象−福岡市美術館の展覧会より
第7章 抵抗から開かれたモダニズムへ
1 「ブラック・アート」の意義と衰退
2 閉じられたモダニズム−非欧米系美術の周縁性
3 ポストモダニズムからグローバル化時代へ
4 開かれたモダニズムへ−「未完の物語」
結びにかえて

ココウェルのココノキ(Coco no Ki)プロジェクト

ココナッツ専門店のココウェルさんが、ココノキ(Coco no Ki) の商品を本格的に販売されるようで、とても嬉しいです。

このプロジェクトは、2013年11月にフィリピン中部を襲った台風ヨランダの強風で倒れてしまったココナッツの木を活用したものです。

この台風で、ココナッツで生計を立てていた農家さんたちは現金収入源を失ってしまいました。現地の村々を回って調査をしたのですが、被災から1年半以上 たっても、10代の子供たちが学校をやめて出稼ぎに行ったり、村に残った大人たちも借金漬けになってしまったり、食事の質や量が悪くなっていたり、困窮化は痛々しいです。ココノキ・プロジェクトは、そういう現地の人びとに新しい雇用の機会も生み出しています。

今年の春に、ココウェルの水井さんのご好意で、ココノキ・プロジェクトの作業場を見学させてもらいました。場所は台風被害の大きかったレイテ島です。そこ で私は、職人さんたちが創意工夫しながら、誇りをもって作業に取り組んでいる姿に感銘を受けました。「なるほど、これは地場産業を創る試みなんだな」と、 腑に落ちたのです。

フィリピンの農村で貧しい家庭に生まれてしまうと、いくら頭が良かったり、勤勉だったりしても、大学に進学したり、良い収入を得るのは、なかなか厳しい現 実があります。個人の才覚や努力が報われにくくて、人生の選択肢の幅が狭く、抱ける夢の量が少ない社会だからです。そのため、多くのフィリピン人が故郷を 後にして、愛する家族を支えるためや夢をかなえるために世界中に出稼ぎにいくわけです。

でも、故郷に地場産業ができれば、村人も出稼ぎで家族と離れ離れになることなく一緒に暮らすことができます。現地リーダーのデイルさんも、地域で雇用を創出することの重要性を深く考えていて、たとえば無職の若者たちをこのプロジェクトに巻き込んでいました。

しかも、地場産業ができるということは、人びとの頑張りや創意工夫が報われる仕組みを、社会に新しく作り出すことに他なりません。「頑張っても報われない 社会から、頑張れば報われる社会へ」、という転換が少しずつでも起きるのならば、これは本当にすごいことだと思います。

品質の高い商品を創るために、水井さんは言葉はとても優しいのですが、とても細かな点まで職人さんに要求していました。そんなに厳しく要求すると、彼らがやる気をなくしてしまうんのでは、と不安になったりもします。しかし、デイルさんをはじめ職人さんたちは、「日本の消費者が満足してくれる商品を 作るぞ」と、ココウェルさんの要求に応えようと、一生懸命に知恵を出し合って試行錯誤していました。

私の手元にも、ココノキの商品が何点かあるのですが、どれもとても丁寧に作られていて、日々愛用しています。ココナッツは目が粗くて、決して加工しやすい木材ではないと思うのですが、よくぞここまでと感心します。

私自身、ワークキャンプや研究を通じてレイテ島の人びとと15年以上つきあってきたのですが、こうやって災害を契機に日本の消費者とフィリピンの村人たちを繋げられるなんて、思いもよりませんでした。ココノキの商品を手にとると、レイテの友人たちのことを思い出して彼らに会いたくなります。

ココウェルさんの商品へのこだわり、生産者への優しさ、ビジネスと社会貢献への信念、本当に素敵だなと思います。

 

名古屋大学 政治学ランチセミナー

田村哲樹先生がコーディネートされている名古屋大学政治学ランチセミナーで、「苦しみの反転地」を築くということ──反理念の学生ボランティア」と題して報告をしました。

あまり外部の研究者と議論してこなかったテーマですので、政治学者や社会学者からのコメントは大変勉強になりました。ワークキャンプという事例をつかっているのですが、すごく特殊な事例に思われてしまいがちのようです。

そうならないよう、たとえば、飛び地的な親密圏の形成、あるいは地方政治におけるアウトサイダーの役割など、そこから敷衍的できる、あるいはそこに集約されている普遍的な命題をもう少し強調すると良いと分かりました。

それと、「自分たちの運動自慢」のようにも受け取られてしまいがちなので、そうならぬよう、「なぜ若者が困窮化する社会状況のなかで、なぜボランティアに参加するのか?」などといったwhy question をもっと強調すれば良かったな思いました。

いずれにせよ、おかげさまで、報告の仕方や、自分のポジション、一般的議論への接続方法などについて、いくつかアイディアを得ることができました。報告の機会を設けてくださった方々、お忙しいランチタイムに参加してくれた方々、どうもありがとうございました。

「民主政治における「政治の道徳化」、『レヴィアサン』56号、五野井郁夫先生

科学的政治学を牽引してきた、あの『レヴァイアサン』の最新号で、反原発運動などデモの研究で有名な五野井郁夫先生が、「「民主政治における「政治の道徳化」」」と題した拙著『反市民の政治学』の書評を書いてくださりました。

南世界の貧困など、国境を越えた不正義の解決を目指すグローバル・ジャスティス運動の運動の文脈に、私の「政治の道徳化」の議論を援用してくださり、私自身も勉強になりました。机上の研究だけでなく、様々な運動の現場でも、拙著のメッセージが少しでも役立てば、とても嬉しいです。

私は、統計や数式やゲーム理論を駆使する近年の科学的政治学にまったくついていけず、大きな劣等感をもってきました。高校生の時にマンガと部活と昼寝ばかりで、とことん数学で落ちこぼれてしまったのが悪かったのです。高校数学の教科書を買って勉強し直そうとしてみたのですが、数字を見ると眩暈がおきてしまい、3桁以上の計算ができないのです。

そんな政治学の端っこの端っこにいた私が、劣等感半分、開き直り半分で書いた本が、まさか、科学的政治学の本丸『レヴェイアサン』で取り上げてもらえるとは、驚きです。「数学わからない」といじけてないで、もっと対話していかないとダメなのでしょうね。

拙著を取り上げてくださった書評委員の先生方、書評をかいてくださった五野井先生、ありがとうございます。

「マニラのスラムにみる生き延び方――相互依存・賄賂・コネ」

シノドスさんで、去年に書いた拙稿「マニラのスラムにみる生き延び方――相互依存・賄賂・コネ」を載せてもらいました。

スラムの賄賂について書いて欲しいとの依頼を頂いたので、こういう内容になりました。今の日本社会や政治には言いたいことが沢山あるので、人びとを善悪に切り裂く道徳政治の議論とか、「愛国」だからこそ「自虐」してみせるフィリピン・ナショナリズム論の話もしてみたかったです。

前の記事でも書きましたが、この写真でピースしているトトは、覚せい剤きめて酔って警察を刺して、射殺されてしまいました。酒癖は悪いけど、私には悪くない友人だったのですが。

http://synodos.jp/wp/wp-content/uploads/2014/12/DSCF0498.jpg

The 20th Young Scholars’ Conference on Philippine Studies in Japan

Call For Papers:

The 20th Young Scholars’ Conference on Philippine Studies in Japan

We are pleased to inform you that the 20th Young Scholars’ Conference on Philippine Studies in Japan will be held at University of Shizuoka on July 4 and 5, 2015. The conference will be open to academics, students and practitioners who are interested in issues associated with the Philippines. Young scholars and practitioners are particularly encouraged to present their papers. If you would like to join the conference, please submit the form to the organizing committee by e-mail (20psfshizuoka@gmail.com)
*The form is located at the bottom.

Schedule: 4 July 2015 (Saturday): 13:00-17:00 (provisional)
5 July 2015 (Sunday): 9:00-17:00 (provisional)
(Reception: July 4, 17:30-19:30)

Venue:
School of International Relations, University of Shizuoka, Yada 42-1, Suruga-ku, Shizuoka, Japan 422-8526
http://eng.u-shizuoka-ken.ac.jp/index.html
University of Shizuoka Campus Map
http://eng.u-shizuoka-ken.ac.jp/outline/cam_map/index.html
Access to University of Shizuoka
http://eng.u-shizuoka-ken.ac.jp/outline/access/index.html

Presentation Details:
Individual presentation (for both academics and practitioners):20 minutes for the presentation and 10 minutes for the open forum.
*Please let us know if you need anything other than the usual projector and screen.
*We encourage you to bring your own laptop computer. If impossible, inform us.

Please submit the form by 25 May 2015, Monday. (For non-presenters, by 25 June 2015, Thursday.)

Languages for Presentations:
Japanese, English or Filipino (No translation will be provided.)

Registration Details:
Registration Fee (payable on site):
Full-time instructors 3,500 yen
Graduate students/Part-time instructors 2,500 yen
Undergraduate students/Foreign students 1,500 yen
Reception (payable on site):
Full-time instructors 3,000 yen
Graduate students/Part-time instructors 2,000 yen
Undergraduate students/Foreign students 1,000yen

Submission of the Extended Abstract for the Conference Proceedings:
A presenter is required to submit an extended abstract of the presentation (3 pages of A4 size maximum) to the organizing committee by e-mail by July 3 in MS Word format. If you fail to submit it by this date, your extended abstract will NOT be included in the proceedings.
After receiving your submission, we will send you a confirmation within a week.

Purchasing conference proceedings:
One copy of the conference proceedings will be provided free for all paid registrants. For non-participants who want to purchase the conference proceedings (1,000 yen per copy, domestic shipping in Japan only), please contact us. We will send you a copy upon receiving your payment.

The 19th (2014) Young Scholars’ Conference on Philippine Studies in Japan site;http://home.hiroshima-u.ac.jp/nagasa…/1stcicularenglish.html

Note: For those who live outside Japan attending the conference, the organizing committee does NOT provide any assistance for visa application.

Note: If you do not want to receive emails from the organizing committee of the Young Scholars’ Conference on Philippine Studies in Japan any longer, please contact us.

Thank you very much. We are looking forward to meeting you in Shizuoka.

Prof. Yasuaki TAMAKI (University of Shizuoka)
Chairperson, Organizing Committee
Contact person: Prof. Taihei OKADA (Shizuoka University)
E-mail: 20psfshizuoka@gmail.com / taihei-okada (at) inf.shizuoka.ac.jp

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Registration Form

After completing it, please send the following form to 20psfshizuoka@gmail.com
* We will make sure to send you back within a week a confirmation of registration and receipt of extended abstract. If you receive no confirmation, please let us know again.

Name:
E-mail address:
Affiliation:
Participation types (select one): Presenter / Non-presenter
Reception: yes / no
Do you order a box lunch for July 5 (600 Yen)?: yes/ no

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Additional Information for Presenter

Your cellphone number (For emergency use only):
Title of your presentation:
Language to be used:
Abstract (100 words maximum in English or Filipino or 200 characters in Japanese):